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ずいぶん昔の事になるが 姉が高校生 私が中学の頃のこと
姉が私に こぼした話がある
当時 学校には“小使いさん”という職種
今 用務員という人が 校内の住宅に住んでいた
姉が ある日の放課後友達と雑談を交わしていた時
何気なく “小使いさん” という言葉を 軽い軽蔑の
意味合いで使ったという
その時 一人の友達が スッと話の輪を離れていったそうだ
その人は“小使いさん”の娘だった…
姉が私に その話をしたということは 姉も心の晴れない
思いを抱いていたのだろう
それを聞いて以来 私自身が他人の言葉に
傷つく事があった時
私も人に対し 知らぬまに
傷つけていないか 言動に気をつけるようになった
ネット社会は 両刃の剣の危険をはらんでいる
会話と違い 短い語彙で意思を伝えるのはむずかしい
言葉を一晩寝かせて 発信するくらいの慎重さがいると思う