小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

プロローグ

終戦のとき小学2年生でした 

 

 その頃の自分と今の私は、

ほとんど変わっていないと思います 

 

しばらく開けたことのない戸棚を整理した時 

20歳ごろのノートが出てきました  

 

筆跡が今とほとんど変わっていませんでした

 

 成長していないのか 変化しないものなのか 

ノートの字をみながらしばし感慨にひたりました

 

 

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洗髪

若い人に ( 私は 髪を洗うのは3日に1度くらい ) と言うと

え〜っ と驚かれた

髪の量も減り 毛も細くなり 両手の内に収まってしまうのだ

 

驚くことはない 朝シャンなどがはじまったのは 

ガス湯沸し器が普及した

たかだか30数年ほどの歴史でしかない

平成の時代の長さだ

 

平安時代は貴族の方々でも 長い髪を洗うのは月に1度くらいだというと

庶民はどうだったのだろう

 

昭和20年代 風呂に入るのも

私の家族は 冬は3〜4日に1度だった

石炭で焚くので 内風呂があっても毎日はたてない

銭湯に行くにも家族全員の風呂銭ともなると馬鹿にならなかった

 

ガス一つでお湯が沸く湯船になれてしまうと

風呂をわかす苦労など思い及ばないだろう

 温泉などがどれだけ貴重な自然の恵みであったかは

現代の人はわかりにくいものだ

 

そのガスで沸いた湯に浸かりながら

風呂に入れる 今の幸せを享受している

元旦

今年 初日の出の瞬間 というものを 自分の目ではじめて見た

既に見たつもりでいたのは 

テレビのご来光の映像など 何度も見たものを

自分の経験のように 錯覚していたようだ

 

1月1日 たまたまカーテンを開けて

今まさに夜が明け放たれようとする 薄紫の空の色を見て

この年になるまで 初日の出を見たことがないのに気づいた

 

窓のそばにたって 日の昇るのを待った

 

雲の色は一秒ごとに光を増し 一瞬 下から得体の知れない

荘厳な何ものかが立ち現れてくるような畏れを感じた

山の一隅に白い点が生じ膨らみ 金属性の白金の光が目を射た

 

視界がいっぺんに眩しく明るくかがやいた 

太陽は赤でもオレンジでも黄でもなく

真白な光の玉のようだった

その白い玉に向かって 今年は昨年より良い年にします と祈った

太古の人が太陽を神としたのが 解る気がした

或る知り合いが 新築マンションに移られた。

何人かでお宅拝見に伺う事になり

ここは身なりを整えてと 特別の時しか履かない

ヒールのある靴を履いて出かけた

 

見晴らしの良さ 最新の設備の整った間取りなどに驚き

しばし歓談して 辞した

 

家に着き 靴を脱いで気がついた。

片方のカカトは辛うじて原型をとどめていたが

もう一方の靴底は 真っ平らになっていた

 

大切に下駄箱に保管しているうちに

靴全体が劣化して 

バラス(砕石)を敷いた道を歩いた時に

バラバラに粉砕飛散したのだ

 

そういえば 帰り道 

いつもより体がゆれたような気がした

 

 

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