小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

飼犬

近頃 気が付いたのは 犬の散歩をしている人が減っていること この間まで 朝夕 住宅の周りの道は 行き交う犬と飼い主との 交流の場のようだった 子供達が巣立った後の住宅街は しばらくは 犬と初老の飼い主が いたわりあうように散歩していたが 犬が寿命を全…

ピアノ

知人は 60歳を過ぎてからピアノを習い始めた と言う 子供の時 周りの子が いろいろ習い事をしていた時 自分だけ 家の仕事の手伝いで 習う事ができなかった.... ピアノを習っている子が羨ましく それが憧れとして忘れられずに残っていた と 自由気ままの身になっ…

夢の分析

変わった夢を見た 数十年前に亡くなった大叔父が現れて ( 俺の編んだ毛糸の手提げ袋を知らないか )と言う ◯や△のアップリケをしているという ところが私は その袋の在りかを 何故か知っていて ( そんな袋は見たこともない ) と言い合っているところで目が覚…

新品

洗濯機の脱水機能が衰えたので 買い替えた 14年以上使っていたので よく保てたとおもう 容量が一回り大きいのに変えたので 毛布も安心して洗える 古い家の中に 一点 新品が入っただけで 気分が上向くとは 安上がりな性分だ 次に待っているのは 冷蔵庫 1997年…

淡竹

近所の方に淡竹(はちく)の茹でた たけのこを頂いた 身が細長く 真竹の筍より ぺたんとした手触りだ 魚の付け合せに わかめと一緒に煮た 味噌汁にも入れて 筍をたっぷり味うことにした 息子が帰って来て 仕事先でもらったと 淡竹の茹でたのを 流しに置いた …

ほたる

戦後の食糧難の一時期 父や叔父達は 里山の荒地を借り受け開墾して じゃがいもや さつま芋を植えた 夕方 家族での畑仕事を終えて ささやかな収穫を 手製の箱車に乗せて 坂道を下って来ると 山裾は夕闇につつまれて 湿地の草むらに ほたるが点滅するのが見え…

苗木

園芸好きの知人が 勧められて 柑橘類の苗木を植えたと聞いた 土佐文旦(とさ ぶんたん)という品種とのこと 果皮が厚く 果肉は爽やかな甘味という 甘夏のように 汁が滴るようなこともなく ぽろりと実が剥けるそうだ 以前 何という名かも知らず食べた夏みかん…

自治会

ある自治会の役員をしている知人が言った ”最近 新しく移住して来たひとに 自治会に入らないという人が増えてきた” と 市から 自動的に割り当てられてきていた 赤い羽根 などは 断る人は 以前からいたが 住んでいる町内の自治会に参加しないというのは 最近…

筋なしインゲン

近所の方から 畑で取れたと 筋なしインゲンを頂いた まだ温かみの残る柔らかそうな豆を 南瓜と一緒に煮た 血圧が200を超えた時 医者に 漬物と 魚の干物と 梅干しを 断つように言われた 途端に献立に困るようになった 漬物と メザシさえあれば 他のおかずは要らな…

手のひら

バスの座席に揺られながら ふと思った 私の身体の中で 2~30年前と変わらぬ皮膚を保っているのは 手のひら だけかと それも 指を除いた 手の 平だけ 日々の酷使に耐え それでも休むことなく 作業し続けている 手のひら かつて 私が色白だったことを証明する …

松の葉

100均の封筒コーナーに のし袋に混じって ” 松の葉 ”と表書きした封筒を見つけた ”松の葉” にはちょっとした思い出がある 昭和の三十年頃までは お中元 お歳暮は 必ず相手方の家を訪問して 届けていた 贈答品は 素麺 干物 男物や女物の下駄 などが多かった お盆…

草っぱら

草っぱらに 寝転がるなどしたのは いつが最後だったろう 孫の遠足について行った時か 最初の記憶は 私が小学一年の初めての遠足の時 レンゲ畑の中を 皆んなと転げ回った 女先生もレンゲ草の中に足を投げ出していた グラウンドの片隅の芝生の上に腹ばいになって とり…

今 心がけている事 20代の頃の気概と一途さを忘れないこと 明日へむかって 必死に生きていたあの頃の思いを もう一度取り戻すこと 一日を無為に過ごさないこと 一日に一度は 誰かと話し笑うこと にほんブログ村

せいの丈

病院の身長体重測定器に乗って 目を疑った 身長が5センチも縮んでいる タニタ と表記してあるので 機器が間違っているはずはない 今まで身長の欄には 迷うことなく155センチと書いてきた いつ頃から5センチのサバを読んできたのだろう 物干し竿にハンガーを掛けるとき 脇…

紫陽花

いつの間にか根付いた額紫陽花が 今年もこじんまりとした花を咲かせた 二、三枝切って 友人に届ける 今日のように天気晴朗で微風流れる日は 努力せず身体が動く 特に私は 心身ともに天候に左右されやすいたちだ 気圧が低く 雲が覆いかぶさった日は 気持ちを…