一回り年下の友人が亡くなられた 入院して三か月も 経たずのことだった 一緒にお茶を飲んで別れた者たちには 信じられない出来事だった 病院嫌いで 検診を受けるのも敬遠していたと 後で聞いた 夜 北側の網戸に 羽音もたてず蝉がとまっていた それは 理由も…
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