小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

桜の絵の下方に 猫の点景を入れたいと思った 先生も いいでしょう と言われる ただし 実物をスケッチする事 写真を丸写しするのは 御法度 猫をよく見て 全体像を把握すること 骨格 筋肉 毛の流れ 動きを つかむこと 風景にしろ 静物にしろ 絵や写真を見て描くな …

”櫛の歯が欠けたように” とか ”欠けるように” という言葉をみると 昔の人の感性に 共感する 子供のころは 髪を梳くのは 木か セルロイド製の櫛で ヘアーブラシという物は なかった 文字どうり くし型の 櫛だ 欠けはじめるのは どういうわけか 歯の短い両端のほうから…

切り抜き

切りぬいておけばよかったと 後悔せぬように これは と思った新聞の連載小説は 始まりから 切りぬいている。 切りぬき用のカッターは 決めているが 使っていくうちにだんだん刃先が鈍くなり 力の入れ加減にコツがいるようになる その時が替え時だ。 新しい刃は あ…

PM2.5

五月というのに 薫風も青空も 見ることが出来ぬ日々がつづく 特に 昨日は10キロ先の山の稜線は 灰色の霞?の中に溶けこんで 山容も見えなかった 春霞の正体が 黄砂と知って 興ざめしたのは この間のことなのに 新たに現れた PM2・5という物質が 体に影響ない…

ケチの精神

パネルに バックの色を塗っている私に 「そこで 刷毛を置いてください」 と先生が言われる 絵皿には あと ひと刷毛分の絵の具が残っている 私は もったいないので 全部塗ってしまいたいのだ。 「もったいない は やめて下さい」 と先生は言われる 残りを全部塗っ…

バナナ

私達きょうだいは 大人になるまで バナナ と言うものを 食べさせてもらえなかった。 終戦間近 向かいの家の 3歳になる男の子が バナナを食べて 疫痢(えきり)に罹り急死したからだ。 小児が罹る感染性下痢で 今はほとんど病名も聞かないが。 食べ物のない時代の…

泣き顔

映画やテレビドラマで 女優さんが大粒の涙をこぼす場面を 美しいと ながめていた。 あのように うるわしく 泣きたいものだ。 長年そう思ってきた ある時 大泣きして ふと 鏡に写った 己の顔をみて愕然とした。 何という違い。 茫然とした後 至極当たり前の事に …

すっかり怠け者になった自身を 叱咤して 桜 の下図がやっと出来た。 知り合いより ”桜の小枝をおすそ分けするので 取りにくるように" と 言われたのが3月27日。 その日のうちにスケッチするつもりが、同時に届いたのが息子からの宅配便。 幼稚園入園式までに 至…