小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ヴェストに再生

2シーズン着た フリースのジャケットの 袖を 袖付から10センチくらいに 切り落とし 端をミシンで始末して ヴェストとして 重宝している。 襟は残した方がいい。 枕元に置いておくと 夜中にトイレに立つときや 緊急時などにはおったり と 用途は多い。 袖がないので 脱ぎ着がしやす…

里芋

じゃがいもの シチューを作ろうと とりかかって じゃがいもの無いのに 気付いた 同じ芋だから よかろうと 使い残しの 里芋を使い これも カゴの隅に ころがっていた 牛蒡 玉ねぎを加え 豚肉 醤油仕立ての シチューが出来上がった。 これが案外の味で 具のなじみも良く…

時間のわりふり

一日にまとまって 取れる時間は 2時間くらいだろうか 後は 細切れの 雑用の時間の 積み重ねだ。 10時~12時の 間の過ぎるのは速く 13時~15時の あいだの過ぎるのは もっと速い。 うかうかしていると 食事の支度と 後片付けだけで 夕方になる。 一日に入れる…

ごみ

顔を洗おうと 洗面器に水をとった。 小さなゴミが浮いている 両手ですくい取るが 指のあいだから すり抜けて 逃げまわる。 ゴミをよけて 顔を洗おうとすると 手のなかに寄ってくる。 左手でゴミをよけ 右手で苦労して顔を洗う。 こんなのを 有縁 とも 腐れ縁と…

教育映画

昭和27~28年, 中学生のころ 授業の一環として [ 教育映画の鑑賞」 という時間があった。 [ 山びこ学校 ] とか そのほか ためになる映画を 町の映画館へ 引率されて 見に行った。 その中に [ サムソンとデリラ ] という洋画があった。 ビクター・マチュア 主演の 美女と英…

祖母は 時代劇に出てくるような 箱枕を使っていた。 祖母と 箱枕と 昔ばなし は 三点セットだった。 木の箱にのった 茶筒型のスポンジ枕の 独特な匂いのなかで かちかち山 など聞きながら眠った。 昔の人は よく 首が痛く ならなかったものだ。 結った髪をくずさ…

トイレ

近頃は駅などの公共施設の トイレの快適さが増し 嬉しいかぎりだ。 街なかに出るたびに 新しくトイレの場所を 開拓している。 しかしこの快適さを 当然の事と思ってはいけない。 たかだか5~60年前までは 私達はトイレではなく 便所の臭気のなかで暮らしていた。 それ…

捻挫

ひょんなことから 足首を捻挫してしまった。 片側5車線くらいの 横断歩道を 痛みをこらえて さっさっと渡って ますます 悪化させてしまった。 知り合いの お年寄りに言うと 「あんた 自分が何歳と 思うとると カッコなんか つけんで ゆっく足を引きずって 歩き…

ゴミ

絵の仲間が言った。 「私が描いた絵なんか わたしが亡くなったら 息子に捨てられますよ。」 皆んな頷いた 「何処のうちでも そうよ、 始末に困らないように パネルの裏に [捨ててよし] とでも書いておきましょうか。」 生きる とは ゴミを生産する事でもある。 …

もの忘れ

粥を炊こうと ガスこんろに点火して こんろを背に キッチンのテーブルで新聞を読んでいた。 プチプチという音に 何秒かおいて 粥のことをおもいだした。 こんろに火を付けたら その場を離れたるな というが 私の場合 火の前を 離れるな 火から目をはなすな ということ…

柘榴の実

病院への道すがら 植木の立派なお宅がある。 柘榴の実がたれていた。 まだ青味が勝った 小ぶりな実だ。 絵の素材にほしいと思った。 あるじ らしい人が 菊の鉢の 手入れをされているところに 行き合った。 おずおずと 柘榴の実がほしいと 申しでた。 実が熟…

掃除好き

家中の掃除に 熱中していた時期があった。 子供たちが 部屋を駆けまわって 床はざらざら 本やおもちゃが 散らかり放題の部屋を 塵ひとつ無い空間に戻すのが 自慢だった。 子供たちとの イタチゴッコが続き イライラが昂じたある時 ふと 私は [掃除のための掃除] をし…

網戸の掃除

南向きの窓の 網戸は 雨に洗われることが多く 汚れがすくない。 北側のは 気がつけば 埃にまみれている。 北風がよく入るせいもあるが 掃除の手抜きの結果だ。 手抜きついでに 今度 雨続きの予報が出たら あみ戸をはずして 雨に晒すことにしよう。 にほんブ…

炒めもの

炒飯や きんぴらごぼう など 炒めものをすると 飯粒や ピースや 牛蒡の 何切れかが 勢い余って 鍋から飛び出し 床に落ちたり レンジの隙間に入り込んだりする そんな時 必ず 拾い上げ 丁寧に洗い もとに戻す。 一つ ひとつの 食材に 役割を全うさせてやりたい気…

背(せい) の丈

孫たちが 来るたびに 目盛りを刻んだ紙の テープに、 背の高さを 標していた。 壁に貼ったそのテープが はがれかけたのを 裏打ちして もとに戻す。 「もう 160センチになったヨ 」 と デンワの孫の声。 110センチを 超えるあたりから 競うように伸びるのが速くなった あと…

雀の宿

夕暮れどき 北の空に向かって 矢のように飛んで行く 黒い 点々 ・・ それは ねぐらに帰る 雀の集団だ。 郊外の 田圃のあたりから なぜか 明るい市街地の 街路樹の繁みをめざす。 途中には 公園も 住宅の木々もあるのに わざわざ 車の行き交う場所をねぐらに…

百均

百均で 安く小物類を買えるようになり 便利で 嬉しくはあるが 物を 粗末に扱うようになった気がする。 まだ使える 容器を 変色しただけで 買い替えたり 捨てたりするるのに 痛みを感じなくなるのが こわい。 どうすべきか その答えを 探している。 にほんブ…

古新聞の束ね方

地域に 古紙回収の倉庫 リサイクル ボックス がある。 20人くらいは乗れる しっかりした倉庫だ。 先日 古紙を持っていくと 前期高齢者とみえる先客があった。 その男性の運び入れている 古新聞の 束ね方をみて 驚いた。 新聞は 折り目正しく重ねられ はみ出たチラシ類も…

味 、音痴

薄味というのが 苦手である。 地域の集まりで 出された 吸い物が まるで 湯か と思うほど 味がなかった。 周りの人たちは いい味と言う。 汁粉 善哉でも [塩気を利かす] 家に育った。 母は 薄味を ねぼけた味 と言って憚らなかった。 体を使って働く人間は …

アリの行列

近頃は 殺虫剤の性能がよくなったのか 蟻の姿を見かけない。 まして アリの行列などは 昭和50年代を境に 見たことがない。 こども達が小さかった昭和52~3年頃は 蟻が家の中を 勝手に徘徊していた。 ある日 屑籠の中の 子供の残したラクトアイスのカップの蜜に アリがむ…

夕顔

7月の終わり頃 通路の脇に 朝顔と夕顔の種を 蒔くと云うより 散らしていた。 猛暑のため 全部だめになったかと 思っていた。 8月の終わりからの雨続きで 今は10センチくらいに伸び 葉も5~6枚ずつついている。 葉の様子を見ると 夕顔らしい。 遅ればせながら …

音楽の力

絵画の教室では BGMにピアノ曲が あるかなきかの音量で 流れている。 誰かが言った。 「先生 BGMに演歌を流したら 絵に変化が出るでしょうか」 先生 「エンヤートット ♫ を流したら 絵に勢いが出るかも知れませんね」 ホントカナ。 スーパーでタンゴのBGMが 流れていると リズム…

間違いまして・・

同じ土地に 30年近く住んでいると 見知った顔でも お互い変貌していて 行き会った時 ”Aさんに似ているけど 本人かな?" と一瞬戸惑うことがある。 また ”あ! Bさんだ” と こちらの方から笑いかけて 二・三間 近づいたところで 人違いと分かった時 口元をお…

廉価な作業台

古いテーブルの上に 厚さ1.3センチの ベニヤ板を載せて アイロン台 兼 洋裁台 兼 絵を描く時の作業台に 使っている。 スチーム アイロン に対応して 耐水性のある合板を 用いている。 絵の具をこぼしても 気にならない。 針の あたりも ほど良く 畳1帖分の広さがあるので 布を…