五月というのに 薫風も青空も
見ることが出来ぬ日々がつづく
特に 昨日は10キロ先の山の稜線は
灰色の霞?の中に溶けこんで
山容も見えなかった
春霞の正体が 黄砂と知って
興ざめしたのは この間のことなのに
新たに現れた PM2・5という物質が
体に影響ないはずはなかろう
洗濯物は仕方なく干すが 布団を干すのはためらわれる
友人はその日の 山の濃淡で 干すのを決めると言う
晴れているのに よどんだ光線が漂う
この異常な状態を打開するには どうすればよいのだろう
風が吹いて上空の塵を飛ばしてくれるのを
待っているしかないのだろうか