小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

日日是好日

発声法

耳の 聞こえ方が悪くなって 気がついた事がある 話される言葉が 明瞭に聞こえる人と 何を言っているか分からない人がいること。 アナウンサー・幼稚園の先生・小学校の先生等 の言葉はよく分かる 口をしっかり大きく動かして発音されるので 語尾がはっきり聞こえる…

育て方

「近頃の若い人は」 と40代の女性が言った 遠方に住む若い人のために わざわざおみやげを買って持って行ったのに 「要らないので 持ってかえって」 と言われたそうだ 「親の育て方が悪いのですよね」 と彼女は言った 何日か前 私は 90代の女性に 「あなたは …

後継者

知り合いが浮かぬ顔でいるので 聞いてみると 行きつけの病院が閉鎖されたので 今後 何処の病院へ行けばよいかわからず困っている と言う なんでも 院長が高齢で 後継ぎもいないので廃業された由。 「そういえば 院長先生は近頃耳が遠くなられたと感じていた…

ついの 棲家

知人の女性が 郊外の家を売って 市内の中心部のマンションに住み替えている 中心地で盛り場にちかいため 住人には そこで働く女性もいるらしい 知人は 友人から 「貴方のマンションは愛人マンションね」 と言われたと苦笑していた 各戸のオーナーは他所に住んでいて部屋を貸して…

求人欄

何故か 求人案内のチラシを見る癖がある 私にも出来る仕事があるかと 思うのだ 時代によって 求人の内容は変わってくる 今 多いのは 介護関係 病院の給食関係 食品製造業のパート 等 介護関係 は 私が働くより お世話になる率が高い 洋服のリフォーム の仕事がないか見…

女性

同年輩の男性に聞いた話 自分は好きなことも充分した いつ死んでもよいと達観していた ところが軽い脳梗塞で 救急車の世話になったとき 非常に うろたえてしまった 自分の生死観は 動物としての本能に 負けてしまう程度のものだったのかと 悩んで 奥様に話た…

芍薬

公園の芍薬のスケッチに行きたいと 花の咲くのを待っていた 4月の末 待ちきれずに出かけた 硬い蕾ばかりが 無数に伸びていた 5月のはじめには開くだろうかと 心を残して帰った 5月の2、3、4日 めまいが起き 仕方なく寝ていた 友人が もう行っても散っていて無駄…

スーパーの袋を下げて 帰りを急いでいた 日曜日のせいか車道は こちらも向こうも のろのろの渋滞だ 気が付くと 昼日中なのに 50メーター先のバス停までの間 歩いているのは私ひとりだった ざっと見て 50台はあろう車に 5~60人の 乗っている人 歩いている ただ一人 4…

こたつ

クリーニングの済んだこたつ布団が届けられた さて これをこの冬 使うかどうか 思案のしどころだ 使えば必ず こたつの中で寝るのは分かっている こたつの害を身をもって知る 友人の たれ かれは ” こたつ断ち ” を宣言実行している こたつに入ればぐうたら度が増…

道を歩いていて 道路の勾配の変化を 感じ易くなった ほんのちょっとの 上り坂とも言えぬ傾斜に 足裏が反応するのだ つま先の上げ幅が何センチか違うだけで 疲労感が変わる それでも 山手の高台に住んでいる人に比べたら 平坦な地に居るだけ楽なのだろう 十数年…

周期

自分の人生を省みるとき ” お金 ”にはあまり恵まれていなかったけれど ” 人 ”には恵まれていたとおもう その時々に 尊敬する先生 先輩 友達がいて 様々に啓発されてきた しかし 5~6年もすると どんなに親しくしていた人でも 別れがやって来る 移転 転勤 そ…

整理

ミニマリストの ブログを楽しみながら読んでいた 気が付いたのは ブログを書くという時間が 私にとって 一番無駄な時間ではないか と言うことだった 断捨離 の手始めは ブログからしばらく距離をおくこと 残された時はあまりないのだ ガラクタに埋まりかけた…

自分の飲んでいる薬を くれたがる人がいる 湿布薬なら まあ 頂いて差し支えないと思うが 先日 膀胱炎に罹ったとき 自分の飲み残しの薬を とても効くからと 私に飲ませたがった人がいて やっぱり それは丁寧にお断りした 友人が 時々心臓の動悸が速くなって …

文化祭

地域の文化祭の季節やってきた 来月は追い込みで絵を仕上げるのだ 高齢のため 出品をやめた人もいるので その分の空きを補充しなければならない みんな あそこが痛いここが痛いと言いながら 作業している 平均寿命 との記事をみた 2015年 日本人の男性 80・5…

ドアのカギ

帰宅して ドアを開けようとして カギを掛け忘れていた事に気付く 出がけに 玄関周りを掃いて 草に水をやって 回覧板を隣にまわして 窓枠に掛けていた傘を所定の位置に戻して 全体が見苦しくないか確認した これでよし と 安心して出かけた もう ついでに あれ…

心のエネルギー

今すぐに 取り掛かからなければならない事なのに どうしても気が向かない つまり したくない時がある 他の用事にかこつけて 後回し後まわしして それが いつも気にかかっていても やる気がしない 後まわしにした結果のマイナスも分かっているのに 体が 心が動か…

ほどほど

何事においても ほどほどというのは難しい パッチワークが趣味の人の 家の中が パッチワークの小物だらけで うんざりする事がある 毎年 梅酒 果実酒を作る人の台所の棚は ビンだらけで 床下までいっぱい 私の部屋は 自作の絵の額だらけで 押入れもいっぱいだ 一生懸命に…

デンワ

テレビの 画面から 2~30人の園児が こちらを向いて [ オジイちゃん、 オバアちゃん、ニセでんわサギに、きをつけて、ください ] と 歌うよう に 声をを揃えて 呼びかけている 周りに園や警察関係者らしい制服の人がいる ひ孫のような幼児に注意されるとは と…

切り抜き

木曜日の夕刊を探していた 気になる記事があって 切りぬこうと脇に除けていたが 思い出したときは 新聞はまとめて積み上げた後だった 日付を追って探すが 肝心の木曜日の それも夕刊が見当たらない 思い当たる事があった 生ごみを包んで捨てるのに 手にふれ…

眼力

” は 引く も は か ” と 何となく つぶやいていた 子供のころの なぞなぞ遊びで 問「 それは何でしょう 」 答「 ハーモニカです 」 という言葉遊びの 問 だ コーヒーカップを手に テーブルの新聞を広げると 広告の欄に ” ハーモニカ ” とあるのが見えた これはどうし…

道草

何事においても 目的は大事だ けれど それだけに目をうばわれて 貴重なものを指の間から こぼしていた事に 今になって気付く 若い頃 (この3年間は なにがあっても目をつぶってガンバロウ ) と がむしゃらに仕事を覚えてきた 当時は暗い青春だと思っていた 今…

アルバム から

公民館のサークルで 20代の頃の写真を それぞれ持参することになった 「 何で! 」 と言っていた者も 「 気分転換! 若い頃を思い出してまたやる気を起そう 」 と言う理由に納得した 当日 いろいろ集まった 成人式の時のもの 毛虫のような眉が流行った頃のも…

目尻

友人が 「 こんなものが出てきた 」 と 20年くらい前の私達の写真を持ってきた 4~5人で写っているが みんな若い 第一に 皮膚がぱんぱんしている 私も 今よりは それなりに若く見えるのは 目尻が上がっているせいだ 皮膚に緊張感があったのだ 実家の 座敷の…

インプラント

同年代の知人がインプラントの施術をうけた 親類に歯科医もいて装着の検討もしたようだ 今は仮歯の段階だが そこまでで 前歯1本で40万掛かったという さらに 正式な歯を入れて その後しばらく通院観察を 加えれば プラス40万くらい 掛かるという 今迄 頑張って働い…

テレビで アウシュビッツの生き残りの女性の証言 を見た こたつに入って 寝転んで見ていたが 次第に 起き上がり 背筋を伸ばしていた 生き抜いた女性の 意志の強靭さにうたれた 生死の境を生きた人は どこか吹っ切れた強さがある ここ数日 疲れてゴロゴロしていた はじ…

棒杭(ぼうくい)

友人のA子が 憮然とした顔つきでいるので 訳を聞いた 誰かが 彼女を軽んじる 発言をしたらしい A子は 「あんな人に バカにされたのが 腹立たしい」と言う 以前 彼女から聞いた話を 思い出し 言ってみた “ 河口に立っている棒杭は 水の干満で頭を出したり 没…

期日前投票

友人が言った 「 今度の選挙は 絶対 期日前投票にいく 」と 「 それはまたどうして 」と聞くと 「 この間の選挙当日 投票所に行くと 会う人 会う人夫婦連れで 見たくもないのに 目について 腹立たしくて仕方がなかった 」 と言う。 彼女は 夫をなくして 5~6…

今年

きな粉餅を ひとりで食べながら 計画をねる 今年はなすべき事が沢山ある 楽しみながら 一つ一つ片付けていきたい ぐずぐずと 悩まないで思い切ること 一日一日をきちんと 終わらせたい 八十歳近い絵の仲間で スケッチ旅行に出掛けたひとがいる 一週間かけて 各地…

掃除

あと10日あまりに 少ない労力で 効果的な掃除をするには どうするか ※ 一度にやろうとしない ※ 少々の事には目をつぶる ※ 完全を目指さない ※ 出来ないことは来年に持ち越す ※ イライラしない これと反対の事は 簡単に出来るのですが・・・ にほんブログ村

デッサン

テレビで 高校生を相手にデッサンの指導が行われていた 石膏の像を逆さまに立てて それをスケッチするのだという 人の眼は 物を正確に見ていないそうだ 脳が先走りして 辻褄を合わせるのだという 人の姿 と思えば 鼻の高さ 目の位置など 脳が こうあるべき と 思い描…