同年配の知人と会った時
戦後間もなくの頃の 話になった
彼女の家は 米軍キヤンプの近くにあった
米軍のジープが頻繁に通る
誰かが 「ジープが来たぞ~」 と 叫ぶ
すると 男の子も女の子も
それっ とばかりに 家を飛び出して
ジープの後を追いかけ
口々に 「キャンデイ キャンデイ」 と叫んで
菓子を貰ったそうだ
その頃 どの家も 子供は4~5人はいたから
道端は子供が 掃いて捨てるほどいた
G I 達には 高崎山のサルに エサをまくような 気分だったろうか
彼女は言う
「今 途上国の子供たちの目が
キラキラ輝いているいるのをみると
私達も あの頃は あんな目をしていたと思う」 と