2014-05-25 切り抜き 日常の風景 切りぬいておけばよかったと 後悔せぬように これは と思った新聞の連載小説は 始まりから 切りぬいている。 切りぬき用のカッターは 決めているが 使っていくうちにだんだん刃先が鈍くなり 力の入れ加減にコツがいるようになる その時が替え時だ。 新しい刃は あぶなくて 気をつかう あらぬところを そぎ落としたりする 程よい切れ味をだすのは 小説も中程になってから。 ” 完 ” の字が出るころには 刃先にも 疲れが出ているのだ。