小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

着るもの

小学生の頃の 友だちを思い出すとき

必ず着ていた服まで ありありと 浮かんでくる。

 

みんな1シーズンに 1枚か 2枚の服しか 持っていなかった。 

 2年間同じ服を着続ける事は ざらで

姉弟の多い子は お譲りばかりだった。

 

女の子は絣のモンペが 普段着で

 私など よそ行きの時だけ

 セーラー服の上下を 着せて貰えた。

 母の手縫いの 身頃が絣 袖が 灰色の布地の ハーフコートを

 くたくたになるまで着た。

 

洋裁学校が 流行りだして 

 若いお姉さんたちが ネコも杓子も チエックの フレアースカートをはいて  

 闊歩したのは 昭和23年頃。

洋服地が 一般に行き渡るようになったのは

昭和27~28年以降とおもう

 

 昭和20年代の子ども達の 

  新しい服を 作って貰った時の 感激 を

  平成生まれの 子どもは 分からないだろう ナ~

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