B子は私の妹だ。 B子の家は 一言でいえば
ちらかっている
元々センスはあり 何か事がある時は こざっぱりと片付けて
気の利いた飾り付けなどしてある。
ただ 共働きで 日々の掃除に手が回らないのだ。
ちらかる きっかけ
1 まず何かの入った袋を置く
2 その中身の片付かないうちに 2番めの袋を置く
3 2番目の袋の中身の片付かないうちに 3番目の袋を置く
4 3番目のふくろ...........
5 4番目の..........
部屋のあちこちに 行き先の定まらぬ中身が
増えつずけ 始末に負えなくなるのだ。
私は手を出して 片付けたいのを 我慢する。
妹とは言え 他家の事だ
こんなB子の家は 千客万来だ
B子の人柄にもよるが
「B子チャンちは ちらかっているから 気兼ねなく 行ける」
そうだ。
私も 気安く往き来しながら
混沌の中にいるほうが
本当は 心がやすらぐのかと 思ってしまう。