昭和27~28年, 中学生のころ 授業の一環として
[ 教育映画の鑑賞」 という時間があった。
[ 山びこ学校 ] とか
そのほか ためになる映画を 町の映画館へ
引率されて 見に行った。
その中に [ サムソンとデリラ ] という洋画があった。
ビクター・マチュア 主演の 美女と英雄の大恋愛映画が
なぜ 教育映画 のなかに入ったのかわからない。
本当は先生たちが 鑑賞したくて
歴史の物語 という範疇で入ったのかと
勝手に想像している。
沢山見た ためになる映画は 忘れて思い出せないが
[ サムソンとデリラ ] は 色彩の美しさと 壮大な画面を
よく覚えている。
私は 教育的でない ものほど
受け入れ易く できているのだろう。