小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

趣味

足袋

足袋の縫い方を 祖母に習っておけばよかったと思う。 譲られた 古い和服などに 足袋に合いそうな 柄がある。 型紙など 沢山あったのに 処分してしまった。 つま先を 引っ繰り返す 型台があったようだが 今は何もない。 書店で 足袋の縫い方の 本をさがそう。…

里芋

じゃがいもの シチューを作ろうと とりかかって じゃがいもの無いのに 気付いた 同じ芋だから よかろうと 使い残しの 里芋を使い これも カゴの隅に ころがっていた 牛蒡 玉ねぎを加え 豚肉 醤油仕立ての シチューが出来上がった。 これが案外の味で 具のなじみも良く…

ゴミ

絵の仲間が言った。 「私が描いた絵なんか わたしが亡くなったら 息子に捨てられますよ。」 皆んな頷いた 「何処のうちでも そうよ、 始末に困らないように パネルの裏に [捨ててよし] とでも書いておきましょうか。」 生きる とは ゴミを生産する事でもある。 …

柘榴の実

病院への道すがら 植木の立派なお宅がある。 柘榴の実がたれていた。 まだ青味が勝った 小ぶりな実だ。 絵の素材にほしいと思った。 あるじ らしい人が 菊の鉢の 手入れをされているところに 行き合った。 おずおずと 柘榴の実がほしいと 申しでた。 実が熟…

音楽の力

絵画の教室では BGMにピアノ曲が あるかなきかの音量で 流れている。 誰かが言った。 「先生 BGMに演歌を流したら 絵に変化が出るでしょうか」 先生 「エンヤートット ♫ を流したら 絵に勢いが出るかも知れませんね」 ホントカナ。 スーパーでタンゴのBGMが 流れていると リズム…

南天の絵

南天の絵の構図が決まった トレーシング ペーパ-に引き写して 再びパネルに描き写す。 ここからが息の長い作業が待っている。 岩絵具の足りないのを補充しなければ。 それより気力を持続するのが第一だ。 ある画家が言っていた。 「いつもいつも描く気が満々という…

数独

新聞に載ってくる 数独を解く マス目を全部埋め尽くした時の感覚を どう表現すればよいか。 達成感でもなく 疲労 目の疲れ 何が何でも埋めずにはいられない集中力から開放されて 憑きものが落ちたような気分。 猫がネコじゃらしに飽きた時って こんな感じか…

切り抜き

新聞の小説を切り抜いている。 40年ほど前 井上靖の(星と祭)を切り抜いたのがはじまり。 その後 切り抜きは腕があがり 相当たまった ・(天上の青)曾野綾子 ・(許されざる者)(韃靼の馬)辻原登 ・(等伯)安部龍太郎 など、大事にとっている。 本にな…

南天(なんてん)

南天(植物)のデッサンをする。 F8号のパネルの構図がなかなか決まらない 絵の先生に 根元から枝先まで描きたいと言うと 「小さなパネルに全体を描き入れると画が矮小化する。 30号くらいのパネルなら良いが」 と言われる。 傑作をものしようと思ったが 結…