気がつくと まだ青味の残る空に 三日月がかかっていた。 山の端は 胡粉に淡く桜色を置いたようにあかるく みなれた山のかたちを 浮かびあがらせている。 三日月の下方 つかず離れずの位置に 光るのは金星か それくらいの 微妙な距離がとれなくて 若い時は 徒…
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