小路(こみち)のブログ

趣味の絵やその他日々感じたことを綴っています

仮の話

夜中目が醒めて なかなか寝付けない 宝くじに当たったことでも夢想して 眠りにつこうと思った 買ってもいないが 3億円当たった事にした さて 誰にあげようか 次々に身内の顔が浮かんだ 我が子にやるのは当然だが 親類のA子には沢山あげたい B子や C男には …

蜘蛛

壁の隅に蜘蛛が張り付いているのに気付いた まだ 大人になりたてくらいで ひ弱そうだが 蜘蛛はクモだ 見ないようにして 離れた 息子に言って 始末してもらおう 用事に取り紛れて クモのことを忘れていた 「おかあさん ゴキブリがおった!」 用のある時以外 自分…

習う

絵を習う ということについて 作品を1枚仕上げる のは目的に違いないが ただ 枚数を沢山描き上げることばかりを競うのは もったいない気がする 一枚の絵が完成するまでの過程をゆっくり楽しむために 月謝を払っていると思っている 完成した絵を見るのは嬉し…

川鵜

スーパーへの買い物の途中 川っぷちを歩いていると 雨の中 柵の側に立って私を手招きしている人がいる 顔見知りの奥さんだ 近寄ると川底を指差し 興奮した声で 「見てみて! 鵜が魚を獲っているよ」と言う 水の中から ほっそりとした黒い首が現れた からすより…

捨てるもの

毎日 何かを一つは捨てる を実行している 焦って一度にきれいにしようとしても無理と つくづく思う 遺しても誰も使いはしない物 ゴミとしか見えない物から始末する とりあえず 対象になるのは 裁ち残しの端布 裏地 芯地 古い型紙 また使うかもと古い服から取…

雑炊

私が4~5歳くらいの頃だったろう 祖母と二人で 祖母の姉さんの家を訪問したことがあった 姉さんという人は 裁ち台を前に縫い物をしていた 側に 長火鉢があり五徳には小鍋がのっていて 何かが ぐつぐつと煮え それがいい匂いをしていた 昼餉の雑炊をつくって…

神経痛

坐骨神経痛というものを患ってから 体に関して認識を改めた 体の夫々の部位に無駄なものはない という事 体の各機能が微妙なバランスで働いていること 普通に動けることが どんなに希有で有難い事かを 思い知らされた ウェストから下の下肢が 触るだけで 溜まった電…

名前

このところ テレビ欄に書いてある人の名前が わからない 名前が読めない 勝手に読めるように読む 以前から読みにくい名は多かった 今は 更に増えて増殖していく 名前というものは 簡明なのがよい 誰でも読めるものでないと用をなさない 昔話に (長い名の長助…

お荷物

絵も描き続けていると 下手なりに たまっていく 額に入れると見栄えはするが かさばる一方で 押入れの中は額の箱だらけになってきた 家の中をみても 絵を飾る 雰囲気ではない 絵の始末の仕方を 友人が考えてくれた 素人の絵でも 材料費だけの 3000円位なら…

後回し

つい 後回しにすることの数々・・ 取れたボタンの付け直し 洗濯機のクズ取りネットのクズの始末 気の張る人から届いた贈答品へのお礼状 達筆な人への返信 同窓会への寄付 切り抜くつもりの新聞記事 マイナンバーカードの申請 三日分の飲水と食糧の備蓄 スーパー…

向かいの屋根のアンテナに カラスが二羽飛んできてとまった 同じ大きさくらい 親子か 夫婦か きょうだいかと 何となく見ていると 一羽の方が しきりに相手の首筋のあたりを つついている 子が親に甘えているのか 親が子の面倒をみているのか 又は どちらかが 愛…

普段着

大雨で避難所へ集まっている人達の映像をテレビでみる それぞれきちんとした身なりをされているので 事前に避難に備えている様子がわかる これが 突然 今すぐ避難 という事態になったら 私の場合 大慌てするだろう 私は掃除 洗濯 草取りなど 家事一般をする時…

飼犬

近頃 気が付いたのは 犬の散歩をしている人が減っていること この間まで 朝夕 住宅の周りの道は 行き交う犬と飼い主との 交流の場のようだった 子供達が巣立った後の住宅街は しばらくは 犬と初老の飼い主が いたわりあうように散歩していたが 犬が寿命を全…

ピアノ

知人は 60歳を過ぎてからピアノを習い始めた と言う 子供の時 周りの子が いろいろ習い事をしていた時 自分だけ 家の仕事の手伝いで 習う事ができなかった.... ピアノを習っている子が羨ましく それが憧れとして忘れられずに残っていた と 自由気ままの身になっ…

夢の分析

変わった夢を見た 数十年前に亡くなった大叔父が現れて ( 俺の編んだ毛糸の手提げ袋を知らないか )と言う ◯や△のアップリケをしているという ところが私は その袋の在りかを 何故か知っていて ( そんな袋は見たこともない ) と言い合っているところで目が覚…

新品

洗濯機の脱水機能が衰えたので 買い替えた 14年以上使っていたので よく保てたとおもう 容量が一回り大きいのに変えたので 毛布も安心して洗える 古い家の中に 一点 新品が入っただけで 気分が上向くとは 安上がりな性分だ 次に待っているのは 冷蔵庫 1997年…

淡竹

近所の方に淡竹(はちく)の茹でた たけのこを頂いた 身が細長く 真竹の筍より ぺたんとした手触りだ 魚の付け合せに わかめと一緒に煮た 味噌汁にも入れて 筍をたっぷり味うことにした 息子が帰って来て 仕事先でもらったと 淡竹の茹でたのを 流しに置いた …

ほたる

戦後の食糧難の一時期 父や叔父達は 里山の荒地を借り受け開墾して じゃがいもや さつま芋を植えた 夕方 家族での畑仕事を終えて ささやかな収穫を 手製の箱車に乗せて 坂道を下って来ると 山裾は夕闇につつまれて 湿地の草むらに ほたるが点滅するのが見え…

苗木

園芸好きの知人が 勧められて 柑橘類の苗木を植えたと聞いた 土佐文旦(とさ ぶんたん)という品種とのこと 果皮が厚く 果肉は爽やかな甘味という 甘夏のように 汁が滴るようなこともなく ぽろりと実が剥けるそうだ 以前 何という名かも知らず食べた夏みかん…

自治会

ある自治会の役員をしている知人が言った ”最近 新しく移住して来たひとに 自治会に入らないという人が増えてきた” と 市から 自動的に割り当てられてきていた 赤い羽根 などは 断る人は 以前からいたが 住んでいる町内の自治会に参加しないというのは 最近…

筋なしインゲン

近所の方から 畑で取れたと 筋なしインゲンを頂いた まだ温かみの残る柔らかそうな豆を 南瓜と一緒に煮た 血圧が200を超えた時 医者に 漬物と 魚の干物と 梅干しを 断つように言われた 途端に献立に困るようになった 漬物と メザシさえあれば 他のおかずは要らな…

手のひら

バスの座席に揺られながら ふと思った 私の身体の中で 2~30年前と変わらぬ皮膚を保っているのは 手のひら だけかと それも 指を除いた 手の 平だけ 日々の酷使に耐え それでも休むことなく 作業し続けている 手のひら かつて 私が色白だったことを証明する …

松の葉

100均の封筒コーナーに のし袋に混じって ” 松の葉 ”と表書きした封筒を見つけた ”松の葉” にはちょっとした思い出がある 昭和の三十年頃までは お中元 お歳暮は 必ず相手方の家を訪問して 届けていた 贈答品は 素麺 干物 男物や女物の下駄 などが多かった お盆…

草っぱら

草っぱらに 寝転がるなどしたのは いつが最後だったろう 孫の遠足について行った時か 最初の記憶は 私が小学一年の初めての遠足の時 レンゲ畑の中を 皆んなと転げ回った 女先生もレンゲ草の中に足を投げ出していた グラウンドの片隅の芝生の上に腹ばいになって とり…

今 心がけている事 20代の頃の気概と一途さを忘れないこと 明日へむかって 必死に生きていたあの頃の思いを もう一度取り戻すこと 一日を無為に過ごさないこと 一日に一度は 誰かと話し笑うこと にほんブログ村

せいの丈

病院の身長体重測定器に乗って 目を疑った 身長が5センチも縮んでいる タニタ と表記してあるので 機器が間違っているはずはない 今まで身長の欄には 迷うことなく155センチと書いてきた いつ頃から5センチのサバを読んできたのだろう 物干し竿にハンガーを掛けるとき 脇…

紫陽花

いつの間にか根付いた額紫陽花が 今年もこじんまりとした花を咲かせた 二、三枝切って 友人に届ける 今日のように天気晴朗で微風流れる日は 努力せず身体が動く 特に私は 心身ともに天候に左右されやすいたちだ 気圧が低く 雲が覆いかぶさった日は 気持ちを…

医者

かかりつけ医に ” 近頃は 日替わりで あちらが痛いこちらの具合が悪いという状態です ” と言うと ” 品揃え も増えてきたのですね ” と言われた 過日 どうにも体調不良を感じ 病院に駆け込むと 当直の若い医師が 即座に これは心房細動です と言い即 入院とい…

ひらめき

テレビで 脳の働きについての 山中伸弥教授とタモリさん等との対話を見た ひらめきが生じるのは 脳がぼーっとしている時が多い との事 逍遥しながら考える学者達もいましたと タモリさんが応じた 一生懸命考えている時よりも 放心状態の方が 脳の中の雑然とした物が …